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旅立ち

2013-02-25
 私事、2月末で安田林業を退職させて頂きます。

今はまだ、言葉にならない毎日です。
5年間分の想いを、しっかり噛み締め荷造りしているのですが
今はまだ、溢れるものが止まらない。

 『アンタはねぇ〜ギリギリじゃけぇね。
  やりたい事を全部、とにかく今すぐ全部やってしまいんさい。』
最後にそう言ってくれたEGっさん。

 『どこへ行ってもアンタの帰って来る場所はここじゃけぇね。』
グシャグシャの顔で言ってくれた吉和のジィちゃん。

 『いつでも帰っておいで!アヤちゃんの場所空けとくけぇ。』
涙目、満面の笑顔で言ってくれたフラ仲間。

自分の一番落ち着く場所、帰るべき場所を後にするのは本当に辛い。
別れって、こんなにココロが痛かったっけ。
でっかい『愛』に守られて、ワタシは5年間過ごしていたんだ。
今更ながら自分はなんて幸せもんだ、とつくづく思う。

安田社長。
社長に出会っていなければ、ワタシの名前は林業界に存在しなかった。
林業の楽しさ、厳しさ、やりがい。そして何事にも代え難い山の魅力。
その全てを教えて下さった。
この5年間は一生誇れる財産です。
『 ”辞める”のではなく"卒業"だと思ってワシは送り出す。』
ワタシの一方的な思いで決めた退職なのに
又遊びに来られる、皆と連絡が取り合える環境を作って下さった。
社長が、仲間が、吉和の方々が、ここまで育てて下さった。

ブログを通し、応援して下さった皆様へ
『繋がっている』ことが、どれほどの勇気をもらい
一歩、又一歩と前進出来る糧となっていたことか。
時に励ましを受け、時に厳しく御指摘頂き、
危なっかしいワタシを全て受け止めて下さった。

 本当に、本当に有り難うございました。

本日をもちまして、このブログ閉じさせて頂きます。
又どこかでお会いする日が来るでしょう。きっと、又。
その日まで、どうぞお元気で。
そして今日も一日、ご安全に。

     by、ナカシマ アヤ

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冬の夜

2013-02-07
 一月末、吉和に戻りました。
水道が凍り・・・玄関は雪に塞がれ・・・
を、覚悟していたのですがナンのナンの!
今年は雪が少ない年のようで、全く不自由無く暮らしております。
もうしばらくスキー場勤務時期が続くので
ワタシは昨年同様(無理を言い)木材市場勤務させて頂いてます☆

『一体、ナカシマは市場で何の仕事をしているのか?』

よく聞かれます(笑)
検寸したり(材の末口径を計る)刻印打ったり
材をフォークリフトで移動させたり。
たまぁ〜に積み込みのお手伝いしたり。
・・・あ、でも手直しして頂くので確実に仕事増やしてます(焦)
そして、大きな仕事が『造材』
現場でもないのでドウして?と思われるでしょう。

昨年もチラっと記載しましたが
市場へ入って来る材、そのまま選別出来る材ばかりではないんです。
泥だらけだったり、小口に割れが入っていたり、根張りがついたままだったり。
4m材なのに4m50cmあったり、3m90cmだったり。
ちょっと正直目を反らしたくなる状態の材も入ってきます。
もしそのまま売ったなら・・・全てチップ材行き。
一番売値も安くなってしまいます。
それでは面白くない。しかもチップ材ばかり量が増え棚が足らない始末。
少しでも高値で売る為、材の価値を上げる為『造材』しなおすのです。
小口を伐り直す、長さを揃えるだけでなく
時には4m材を3mに伐り落とすこともあります。
伐る時は少ない知識と経験をワタシなりにフル回転させ

『この材ならどこが買ってくれるだろうか?』

売り先を想像しながらチェンソーの刃を入れます。
泥付き材を伐ると、すぐチェーンソーの刃がやられます。
そして大量の伐り落とし材(根バチ含む)がゴミとなって出ます。

・・・これって山での仕事。市場の仕事じゃない。

商品をお客様にお出しする際
どうやったら売れるだろう?どうやったら買ってもらえるだろう?
それを考えるのは当然なハズ。
そこが一番大事なんじゃないのかなぁ〜
搬出材積じゃなくて。
材として、山から出したら終わりじゃない。
最終商品となってお客様の手に届く時がゴールだと思う。
そんな『当たり前』の事が『当たり前』に考えられない業種なら
一体どんな未来があるのだろう・・・?
雪降る夜に、フト思います。


    by、ナカシマ アヤ



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オトウさんの山

2013-01-22
 『オトウさんは、山を持ってるんだぞ。』

何年か前に聞いてはいたものの、なぜか全く興味がわかず(笑)
一ヶ月帰省する・・・とは言いました。
が、あくまで神戸は『拠点』
東へ西へ動き回るワタシのスケジュールを睨みながら

『山へ行ける日は、この日しかない!!』

と、父母ワタシで『オトウさんの山』へ行ってきました。

『で、面積は?』

『500ツボ!』

『・・・は?』

山の単位で『坪』って聞いた事ないぞ。
ちょっと待て(苦笑)

別荘地開発予定地だった山を何区画かに区切って売り出したそうな。
ササが生い茂った斜面。
でも、よくよく見るとサクラ・・・クリ・・・ユズ・・・ビワ!?
このビワ、小学生の時あまりに美味しいビワに感激し
種を鉢に植え、大人になったら思う存分ビワを食べたいと目論んだ
正にワタシが植えたビワ!
す、すごーい。
ゆうに背丈を超し、見上げるまでに成長したとは。

で、ワタシは何をしましょうか?
ササを刈ってくれ、と渡されたのは剪定用の長バサミ・・・
え!?コレで刈んの!?
カマとか・・・ないん?
腰をかがめ、ハサミでチョッキン、チョッキン・・・
絶対おかしい・・・道具の使い方間違ってる・・・
と思いながら、隣で同じく腰をかがめ川底を進むザリガニの如く
ハサミを動かす父の姿が可笑しくて(笑)
・・・今年の父の日はナタガマをプレゼントしてあげよう。

山登り用セットで作った昼食のラーメン
食後のインスタントコーヒー
家族で過ごすこんな『山時間』も素敵だなぁ。
・・・たまにはね。たまには(苦笑)

『この山どうするつもりなん?』何気ない質問でした。

『この斜面はサクラをメインに春にお花見出来るようにして
 その上は自生のクリを残して実のなる木を育てて・・・』

父なりの『目標林型』が確かにありました。


       ナカシマ アヤ
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5年目の冬

2013-01-04
明けました。
おめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。

雪シーズン。
どーせナカシマは雪と戯れ
ワハハと毎日を過ごしているだろうとお思いでしょう(笑)
不正解っ!
今シーズン、スキー場勤務をお休み頂きました。
かなり無茶な事を言ったと思います・・・
スキー場からも
『なにぃ〜!?許さんっ!!!』
と首を掴まれブルンブルン振られましたが
お休み頂きました。
前進あるのみの5年間。
ちょ〜っと疲れがたまってきていました。
何年後かに『パタッ』っと倒れてしまわないよう
ここらでココロとカラダの充電を。
と、言ってもジィ〜っとしてられる性分ではないので
チョロチョロしています。
本当はいっちょ海外へ!思っていたのですが
行き先は国内の林業地(笑)
昨年末は佐賀県、大分県(日田市)を訪れました。
お忙しい中時間をさいて頂き
現場も案内して頂き、本当に勉強になりました。
『ヒト』と『ヒト』の繋がり・信頼関係あっての仕事だと
再認識した一週間でした。
トコロ変われば山変わる。
今月も長野、奈良、兵庫・・・と巡る予定です。

5年ぶり、実家で過ごすお正月。
これでもかとぐーたらしました。
ちょっと、このままでは現場復帰出来ないぞと不安になり
たちまち今朝から早朝ウォーキング(苦笑)
雪の無い冬ってなんて楽なんだろー
神戸の冬は、吉和の春位に感じます。
ただ、スギが恋しい・・・


      by、ナカシマ アヤ
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褒め言葉

2012-12-08
 昨日、安田林業忘年会でした。
毎年思うコトですが、一年アッという間だった(笑)
ついこないだ、ここで忘年会したと思ったけど
もう一年経ったんや・・・早すぎる。

取引先のN社も偶然同じ日、同じ場所で忘年会。
買い付けに来て下さる方が顔を出して下さいました。

 『・・・先日送った丸太、どうでした?』

一軒家土場(山土場)から先週積んだ一車。
いきなり社長が直球を投げる!
ワタシが凍り付く

 『丸太・・・良かったですよぉ。ホント綺麗な色が出ました。
  この丸太どこから来たんか?と、他の人から尋ねられ
  この近辺で出た丸太よ。て、いうと
  この辺りでこんなエェ丸太出るんか!?て、ビックリしてましたよ。』

あぁ、良かった。本当に良かった。
社長も満足そうな笑顔☆
N社へ送る丸太は、注文材の中でも特に気を使います。
25㎥〜30㎥貯まるのに一ヶ月半かかる位、なかなか出てこない。
勿論、一人で選別したワケではなく
少しでも不安のある丸太は毎回社長にcheckして頂き
出荷前にも確認に来て頂きます。

        PC030010.jpg

今年度、一番の課題が『山土場での選別』
昨年度までは注文材は石原土場(事務所前の土場)に一旦持ち帰り
全て社長に見て頂いてから工場へ送られていました。

 一軒家土場の管理をさせて頂きたい。

そう願い出た昨年度末。
言ったものの、まだまだ選別能力が低すぎる。
月一、市場へ通ってはスギばかり見続けました。

 『オマエに選別仕込んでも、安田林業の材はウチには
  来んじゃないかぁ〜!!(苦笑)』

と、言いながらも後ろをついて回るワタシに
皆さん、本当に色々な事を教えて下さった・・・下さってる(笑)

 『N社さんなら○○○○にひくんじゃけぇ、この丸太は大丈夫だけど
  この丸太はイケン。違いがわかるか?』

A材といっても、誰もが認める申し分ない特A材なんてほんの一握り。
とくに間伐材なので尚更。
特A材ではないA材の中でも、その丸太が何に使われるかによって
許されるわずかな欠点と、わずかでも許されない欠点とがある。
そこを把握する事が一番肝心なんだと痛感しました。
ただ、『良い材』を選ぶのではなく
注文先が求めている『良い材』を選ぶ。
新しい注文が入ると
その丸太がどんな製品になるのかを(何にひかれるのか)
社長に伺い、建築材なら
家のどこの箇所だろうか・・・と、本を広げてみます。
知識が足りなさすぎる。
小さい小屋一軒、庭に立ててみるかなぁ・・・
て思う程、知らなければいけない事が多すぎる。
ホント、この仕事終わりはない(笑)

 『これ位の丸太を頂けるのなら、
  次回、新しい注文を追加したいと思っています。』

求められている丸太を届けられた満足感。
頂いた一言で、今年の疲れが一気に吹き飛びました☆


       by、ナカシマ アヤ


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